廃隧道
2017年09月06日
09001-1 林道『川俣線』の旧ルート【1】
【名称】不明
【所在地】君津市川俣旧押込(今昔マップではこの辺り)
【竣功】不明
【竣功】不明
■2013年02月11日訪問
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↑亀山湖の畔『ボートハウス松下』さんの真向いに位置する(現在地)マイナーな林道『川俣線』。
たまーに林道好きな人が訪れる位だろうか…。
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↑林道ではお馴染みの看板が在ったが…文字が消えちゃって「川」位しか読めない。(;´∀`)
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↑バリケードの先は、普通に廃れている舗装された林道が続いている。
地形図を見ると、特に見どころ(隧道など)も無く…600m位先でゴルフ場に突っ込む様だが…
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↑入口から100m位の所でこのザマだぁ…。(;´Д`)
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↑更に進むと、地形図どおりに橋が在った。
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↑ちゃんと銘鈑が在ったので諸元が判明。載せてないが『がっさんはし』と、ひらがなの銘鈑も在る。
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↑昭和54年(1979年)に竣工後、あまり活用されずに30年余り経ってしまった様にも思える。
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↑階段を上がった先は細い徒歩道が続いており、先が気になったが…
路盤が落ちていてオッカネェーし、この日は日没前だったので撤退する事にした。
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↑先ほど[102]の所まで戻ってきた。現在地はこの辺り。
ふと、自転車を留めた左の小山に気になる気配を感じた…(゚ロ゚;)んッ!?
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↑Σ(゚∀゚)ぁあらっ!
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↑あの▲にカットしたスイカみたいな山の麓(目印として自転車を置いた)に注目!
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↑(*゚∀゚)っ もしや…
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↑w(゚o゚)w オオー! まち゛かぁょぉーーーっ!!
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↑こ…これは、この辺りによく在る『二五穴』や『炭焼きの穴』ではなさそーだ!
確か、明治~の地形図でこの隧道の記載は見た事が無かったが…
ネット上にも一切この隧道の事は見た事が無かったし…(←この記事作成時点でも)
全くノーチェックでタダぷら~と来ただけだったので、この時 Σヾ( ̄0 ̄;ノ 大興奮だった。
どうやら、現在の林道『川俣線』が出来る前に供用されていた道(隧道)で間違い無さそうだ!
今昔マップの歴代地形図では隧道が描かれた地形図は無かったが(←この記事作成時点)
この数年後にのだの人さんから貰った昭和中期の地形図には、ちゃんと隧道が描かれていたのだ!
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↑内部を振り返って見た様子。先ほど入った坑口が辛うじて開いているが…
もしかしたら、亀山ダム完成により水没する道(←明治地形図に破線表記)の代わりに、
現在の林道『川俣線』が造られ、その工事の際にこの隧道は埋められたのかも知れない。
そして、いつしか土砂が締まり(下がり)上部が開いたものと思われる。
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↑さて、隧道を抜けた先。現・林道『川俣線』の直ぐ隣下を平行して平場が続ている様にも見える。
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↑外へ出て振り返ったらこんな感じ…。タイヤ等が不法投棄されているので、足元に注意だ!(←特に鋭利な鉄、割れたガラスや瓦など)
画像左上に青の自転車が見えるが、それを覚えておきながら…↓
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↑林道から見ると、右下の暗闇が先ほどの隧道だ。
最初に正面の切通しを見たら、たぶん誰もが「あぁ、ここも隧道を開削したんだな」としか思わない筈。
もちろん、自分もそうだったのだが…コレだから房総半島は常識が通じない。(笑)
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↑さて、もう一度林道の下へ降りて平場を進んでみょぅ…
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↑1つ↑[119]の左側に幽霊でも出そーな暗~い池が広がっていた。
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↑後ろを振り返るとこんな感じ。 …あれ? 右に階段が在るそ! ちょっと行ってみっぺか!!【2】へ続く
tunnel_makiki at 20:50|Permalink│Comments(8)